普段、良く見かけるパイナップルになんと、肌のターンオーバーを促進させる効果があったと言います。
パイナップルの効果と言えば「タンパク質分解酵素の力によるダイエット効果」や、「アレルギーの原因物質ヒスタミンの抑制効果」などが良く知られています。しかし、パイアップルはさらに保湿、美白、効果があることがわかったのです。
顔のたるみ、ほうれい線予防に期待するパイナップルの驚きの効果
果物と言うとビタミンCが多くて何となく肌に良いことは皆さんご存知だと思います。しかし、実は、その中でもパイナップルに関しては、その効果は非常に高かったのです。サプリメントと同じくらいと言っても過言ではありません。
▼保湿効果
パイナップルには、パイナップルセラミドというパイナップルにしか含まれない保湿成分があるそうです。セラミドとは、肌のハリや弾力を保ってくれる保湿成分のことで、本来私たちの肌に元々存在している成分です。
セラミドについては、以下の記事を参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
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しかし、加齢や紫外線を浴びることなどによりどんどんセラミドは減少してしまいます。その結果、顔のたるみ、ほうれい線の原因になってしまいます。
それを改善するには、セラミド成分が含まれる化粧品などを外側から肌に浸透させるか、食べ物やサプリなどで内側から摂取するかの2種類の方法があります。
セラミドが豊富な食べ物と言えば、米(米ぬか)、小麦(小麦胚芽)、大豆、こんにゃく芋などがあります。こんにゃくセラミドも話題になりましたが、なんとそれを上回るのがこのパイナップルセラミドなのです。パイナップルセラミドには、保湿効果、バリア機能改善効果がダントツで高いことが確認されました。
実際、このパイナップルセラミドを摂取する実験を行ったところ、約73%の人が肌のハリ、ツヤを実感して「乾燥が気にならなくなった」という人も多く見られたとのことです。まさにこれは、パイナップルセラミドによる保湿効果の影響と言えます。
▼美白効果
保湿効果だけではなく、美白効果もあるのがパイナップルセラミドのすごいところです。なんと、パイナップルセラミドには、シミ、そばかすの原因となる、メラニン産生を抑える作用もあるそうで、シミやそばかすの予防効果があるのです。
更に、予防するだけでなく肌のくすみを取って明るくする美白効果もあります。その効果は美白効果で名高いビタミンCをしのぐほどと言われています。
紫外線の強い春から夏の時期は、外部からの紫外線対策だけでなく、内側から、このパイナップルセラミドを摂取して予防することをおすすめです。
▼ターンオーバー促進効果
ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わることを言います。健康な人の肌であれば、約28日周期で新しい細胞へと生まれ変わります。しかし、加齢やストレス、不規則な生活習慣などによってターンオーバーは、崩れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると、肌の新陳代謝の機能が低下して、顔のたるみ、ほうれい線、シミ、ニキビ、毛穴トラブルなど肌荒れが起きやすくなります。
ターンオーバーを促進させ、正常にするには、正しいスキンケアや規則正しい生活などが有効ですが、パイナップルセラミドにもその効果が期待できます。
パイナップルセラミドには、ターンオーバーを促進するきっかけとなる遺伝子の産生を高める働きがあることが実験によって確認されています。
▼若返り効果
パイナップルセラミドの摂取を継続すると肌を若く保つ遺伝子であるEGFやFGF-2、フィンブロクチンのスイッチが入ることが動物実験で明らかになりました。これらの遺伝子は、本来私たち人間の体にある物ですが、25歳頃をピークに減少していきます。
それを復活させる効果に期待されるのがパイナップルセラミドです。
顔のたるみ、ほうれい線改善効果の為にパイナップルはいつ食べる?
パイナップルセラミドの効果を期待して、パイナップルを食べようと考えた時、意外な重要ポインとなるのが食べるタイミングです。「別にいつでも良いんじゃないの?」って思われるかもしれませんが果物を食べるのに最適なタイミングは朝と言われています。
それは、朝から正午にかけて人間の体がデトックスタイムだからです。余分な老廃物や脂肪を排出する時間なのです。
このタイミングで果物を食べると果物に含まれるビタミンやミネラル、酵素などが排泄をサポートしてくれます。
その上、消化も良く脳を動かすエネルギーである糖分(果糖)も含まれるため、スムーズにデトックスが行われるだけでなく、すぐに体のエネルギーにも変換され、活発な1日をむかえられます。さらに、美容、健康、ダイエット効果が期待できると言うわけです。
因みに、夜に摂取することは、果物の果糖が脂肪になりやすいので食べない方がおすすめです。
顔のたるみ、ほうれい線改善効果の為に摂取するパイナップルの量とは?
効率良くパイナップルセラミドを摂取しようと考えた場合、食べる量が気になるところです。1日に必要な摂取量は、最低でも1日5分の1以上の量(60g以上)を摂取したいところです。パイナップルは100gでも約51キロカロリーと低カロリーですから1日200gくらいとっても問題ないと言われています。
ただ、パイナップルが美肌に良いと言う理由で、そればかりを食べることは、食事のバランスを崩して、結局、肌トラブルを招く恐れがあるので、その他の炭水化物や肉、魚、野菜類などもバランス良く摂取するように心がけることが大切です。