顔たるみ、ほうれい線予防!姿勢、寝相、食事習慣を改善

顔たるみ、ほうれい線予防を姿勢、寝相、食事習慣から改善するための情報

たるみほうれい線予防に眼精疲労に効くアスタキサンチン効果がスゴイ

パソコンやスマホなどの影響で姿勢の悪さが習慣的に目立つ現代ですが、その姿勢の悪さにより顔のたるみによるシワ、ほうれい線が生じてしまうお話を以前にもさせていただきました。詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。

 

tarumi-houreisen.hatenablog.com


また、その姿勢の悪さは、眼精疲労からくるものでもあるというお話もさせていただきました。記事は、以下になります。

 

tarumi-houreisen.hatenablog.com

 

上記のことを知ってしまうと、眼精疲労にも効果があって、顔のたるみによるシワ、ほうれい線にも効果的なものがあると便利だと思いませんか?・・・・ということで、辿りついたのが、話題になっているアスタキサンチンです。本当にすごい成分なのです。そして、食べ物からも摂取しやすいので、手軽に顔のたるみによるシワ、ほうれい線予防もできちゃいます。

 

 

顔のたるみによるシワ、ほうれい線予防にも眼精疲労にも効果的なアスタキサンチンとは

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アスタキサンチンとは、別名「海のカロテノイド」とも言われる赤色の天然色素で、脂溶性の成分です。カロテノイドとは、天然に存在する色素のことで、ヒトの体内で合成することはできません。種類は、とても多く、600種類以上が知られています。

 

 

カロテノイドには、アスタキサンチンの他に、リコピンやルテイン、βカロテン、ゼアキサンチンなどがあります。

 


数あるカロテノイドの中でも、アスタキサンチンは抗酸化力が非常に強いことで知られています。抗酸化力とは、紫外線やストレスなどによって発生する活性酸素を除去する力のことです。

 


最近、抗酸化力で話題になっているものには、ケイ素があります。

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アスタキサンチンが持つ抗酸化力は、ビタミンEの1000倍にもなると言われています。アスタキサンチンは、脂溶性の成分の為、ビタミンAやビタミンDなどのように体内蓄積が心配されますが、摂取後約8時間で血中濃度が最大となり、72時間後あたりから消失することがわかっています。

 


継続的に摂取した場合でも、摂取前後で血中濃度に大きな差が見られなかったため、体内蓄積は起こらないという安全性が確認されているので、安心できるようです。

 

 

顔のたるみによるシワ、ほうれい線にも効くアスタキサンチンの効果

 

▼眼精疲労を改善する効果


アスタキサンチンは、栄養が届きにくい細部にまで入り込むことができるため、目の奥までしっかり届くことができます。その為、眼精疲労の改善が期待できます。

 

眼精疲労の症状を訴える健常者にアスタキサンチン6㎎を4週間摂取してもらったところ、調節機能改善と自覚症状の改善が確認されたようです。これにより、アスタキサンチンは、眼精疲労に効果的だということがわかっています。


▼眼疾患の予防効果


アスタキサンチンは、中途失明において高い割合を占めるぶどう膜炎においても効果的であると考えられています。ぶどう膜とは、目の虹彩、毛様体、網膜、脈絡膜に炎症が起こる疾患で、アスタキサンチンの炎症抑制効果が確認されています。

 


また、網膜の視機能が最も集中する大切な部位である黄班が加齢によって変性し、ゆがみや視野狭窄が起こる加齢黄班変性にも有効的な成分であると考えられています。

 

▼強力な抗酸化作用


アスタキサンチンは、体内に必要以上に発生した活性酸素を抑制する強力な抗酸化力により、美白、美肌、さらには視力回復の効果までもが期待されています。

 

 

また、アスタキサンチンは、免疫力を高めたり、アンチエイジングや動脈硬化予防、血流改善と様々な力を兼ね備えています。


▼動脈硬化、メタボリックシンドロームの予防効果


アスタキサンチンは、脂質の酸化を抑制する働きに優れていると言われています。アスタキサンチンは活性酸素の発生を抑制し、除去してくれるため、動脈硬化を防ぐよう働きかけます。

 

 

また、肝臓への脂肪沈着を防ぐこともわかっています。さらに肝硬変につながる炎症や線維化を抑制する効果もみられ、肝炎や肝硬変の予防にも期待が高まっています。

 


アスタキサンチンは、運動中の脂質利用も高めるということがわかっていることからメタボリックシンドローム予防や改善を目的とした運動療法においても有効と考えられています。


▼筋肉の疲労を軽減する効果

 

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アスタキサンチンは、運動によって誘発される疲労、特に筋組織における末梢性疲労を軽減することが明らかになっています。アスタキサンチンは、筋中のグリコーゲン使用量を抑制する働きがあることから、筋疲労の軽減、疲労物質である乳酸の生成を抑制すると考えられています。

 


また、アスタキサンチンは、筋肉痛などの原因である筋損傷を軽減する効果もあると言われています。それは、運動中に発生する活性酸素を効率的に除去する働きがあるからと考えられます。

 

 

このことから、運動パフォーマンスを向上する効果や、アスリートのウェイトコントロールや内臓脂肪減少を目的とした運動療法にも有用性が期待されています。


▼美白・美肌効果


皮膚では、紫外線を浴びることによって、顔にシミ、シワが多く現れてしまいます。紫外線が原因となって引き起こされるシミやシワを光老化と呼んでいます。アスタキサンチンは、活性酸素を除去する力が非常に強いため、紫外線による光老化予防効果があると言われています。

 

 

顔のンたるみによるシワ、ほうれい線に効くアスタキサンチンを含む食品

 

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アスタキサンチンが多く含まれていると言われる、サケ、いくらやカニ、エビなどは、アスタキサンチンを持つオキアミなどのプラクトンを捕食することで自身の体にアスタキサンチンを蓄え赤色に染めますが、ヘマトコッカス藻という微細藻は自身の体でアスタキサンチンを作り出すことができます。

 


ヘマトコッカス藻は、緑藻網でヘマトコッカス科ミドモナス目に属している単細胞の植物プランクトンです。最も高濃度にアスタキサンチンを生合成・蓄積することができるとして、近年高い注目を集めています。

 


アスタキサンチンは、1日6㎎程度の摂取が必要と言われています。下記は、アスタキサンチンが含まれている食品とその含まれている100gあたりの量です。


●桜えび     7.0㎎

●オキアミ    3.0~4.0㎎

●紅鮭      2.5~3.7mg

●イクラ     2.5㎎~3.0

●金目鯛     2.0~3.0mm

●ギン鮭     2.3㎎

●毛ガニ     1.1㎎

●甘エビ     0.8~1.0㎎

●キングサーモン 0.9㎎

●白鮭      0.3~0.8㎎

●すじこ     0.8㎎


アスタキサンチンを1日に6㎎摂取しようと考えた場合、紅鮭でしたら2~3切れ程食べないと摂取できない事になります。簡単に摂取したい場合は、サプリメントからの摂取をおすすめします。

 

 

デスクワークが多くて、眼精疲労が気になる方、顔のたるみやほうれい線も気になり出したかたなどは、積極的にアスタキサンチンを摂取して、肌の老化予防につなげましょう。