顔たるみ、ほうれい線予防!姿勢、寝相、食事習慣を改善

顔たるみ、ほうれい線予防を姿勢、寝相、食事習慣から改善するための情報

顔のたるみ予防となる抗糖化ケアに必要なαリポ酸とは?

顔のたるみによるシワ、ほうれい線を引き起こす原因の一つとして最近話題になっているのが「糖化」です。その糖化は、体内でたんぱく質と余分な糖が結合することで、異常たんぱく質ができてしまう現象を言います。糖化については、以下の記事を参考にして下さい。

tarumi-houreisen.hatenablog.com

 
 

そのたんぱく質と糖の結合を防いでくれる成分がαリポ酸です。ダイエット効果があることでも知られているαリポ酸ですが、顔のたるみによるシワ、ほうれい線を予防するためには、どのように付き合っていったら良いのかを記事にしてみました。

 

 

顔のたるみ予防となる抗糖化作用があるαリポ酸とは

 

f:id:maemukiworld:20161229222725j:plain

 

αリポ酸は、私たちの体を作る細胞の中にあるミトコンドリアに存在しています。αリポ酸はもともと点滴用医薬品として利用されていました。2004年に厚生労働省より食品として使用が許可された(食薬区分の変更)ため、ビタミンEやCoQ10と同様に抗酸化作用のある健康食品成分として一般的に広く良く知られるようになりました。

 

 

顔のたるみ予防を助けるαリポ酸が存在するミトコンドリアについて

 

f:id:maemukiworld:20161229222816j:plain

 

 

ミトコンドリアは、1つの細胞の中に50~2500ほど存在しています。私たちが心臓を動かしたり、呼吸をしたり、生きていくために必要なエネルギーを作っています。このミトコンドリアで作られるエネルギーの元となるのがATPという物質です。

 


ATPが作られる時に生じるエネルギーが生きていくための原動力になっています。ミトコンドリアでは、絶えずATPが作られています。このミトコンドリアでATPを作る作業がスムーズにいかなくなると疲労感や動悸、生活習慣病などの症状が現れることもあります。

 


私たちが生きていくために、心臓を動かします、呼吸をします。でも、これはミトコンドリアがATPを作る時のエネルギーのお陰だったということです。その大事な働きをしているミトコンドリアにαリポ酸は存在しているのです。

 

 

顔のたるみ予防を助けるαリポ酸の特徴

 


αリポ酸は、水溶性と脂溶性、両方の性質を兼ね備えています。体内の全ての細胞に入り込む事ができます。ミトコンドリアがスムーズにエネルギーを生み出す為に欠かせないビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力があります。

 


αリポ酸の支えなくして、ミトコンドリアはスムーズな働きができないのです。

 

 

顔のたるみ予防を助けるαリポ酸の効果


▼疲労回復効果


αリポ酸がミトコンドリアの働きを効率良く作り出すことで、体内でエネルギーは常に作ることができます。つまり、体内にαリポ酸を補うことで疲労を回復させる効果があります。体が、疲労を感じているときは、体内に活性酸素が増加しているときです。

 


αリポ酸は、抗酸化力にも優れています。しかし、即効疲労回復を感じたい人は、ケイ素もおすすめなのです。

中高年の人は知らなきゃヤバい?エイジングケアの新習慣!

 

 

▼美肌効果


ビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力をもつαリポ酸は、美肌効果も期待できます。肌は、真皮に存在するコラーゲンとエラスチンの力で、ハリと弾力が保っています。しかし、コラーゲンとエラスチンはたんぱく質です。糖化によるダメージを受けると肌は硬くなり、ハリと弾力を失ってしまいます。


αリポ酸が持つ抗糖化作用がコラーゲンやエラスチンを糖化によるダメージから守る働きをもたらしてくれるので、肌の老化予防効果につながります。

 


▼糖尿病予防効果


糖尿病は、血糖値を正常に保つホルモンが少なくなり、糖がうまく細胞に取り入れられず、血液中に残り、血糖値が高くなる病気です。αリポ酸は、糖が上手にエネルギーとして使われるように働きかけ、血糖値が上がり過ぎないようにコントロールし、糖尿病を予防します。このような働きをもつことから、実際にヨーロッパでは、αリポ酸が糖尿病の治療薬として用いられています。

 

 

顔のたるみ予防を助けるαリポ酸の摂取法

 

αリポ酸は、ジャガイモ、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、人参などの野菜やレバーなどの肉類に微量に(乾物1gあたり3μg未満)含まれています。実は、αリポ酸は、「サプリメント」から簡単に摂取できます。

 

 

f:id:maemukiworld:20161229222900j:plain

 


サプリメントから摂取する場合のポイントは、

・安心できるメーカーを選ぶこと
・原料にαリポ酸の記載をチェックする
・他にオルニチン・酵母エキス・L-カルニチンなどの成分が配合されていたら効果アップです

 


αリポ酸は、生きていくために必要な成分です。しっかり補給することで効果を得ることができます。

 


αリポ酸の1日の摂取量の目安としては、100㎎~200㎎が理想とされています。しかし、必ずどの商品もこの量が適量かというとそうではありません。製品のラベルや表示をよく確認して、摂取量を守るようにして下さい。αリポ酸の効果的な飲み方としては、食事の30分前にαリポ酸を摂取する方法が効果が上がると言われています。

 


αリポ酸は、摂取量を守り、大量に摂り過ぎなければ副作用や過剰症は、まずありません。ただ、ごく稀に、以下の症状が現れる場合があるそうです。


・インスリン自己免疫症候群による血糖値発作
・動悸やめまい
・震え
・冷や汗


異常を感じたら一旦摂取を控えて、専門家に相談するようにしましょう。以上が、抗糖化ケアを助けるαリポ酸についてです。積極的にαリポ酸を摂取することで、顔のたるみによるしわ、ほうれい線の予防につながります。