顔たるみ、ほうれい線予防!姿勢、寝相、食事習慣を改善

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顔のたるみ予防につながる抗糖化作用ナンバーワンの食材とは

「糖化」は「酸化」よりも老化を促進させるといわれています。「糖化?」という方は、以下の記事を参考にして下さい。

 

tarumi-houreisen.hatenablog.com

 

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最近は、「糖化」も話題になってきていますよね。雑誌などで取り上げられたりしています。それは、「酸化」より老化を早く進めてしまうからなんです。体内で、たんぱく質が糖と結びついて異常たんぱく質となり、それが、肌に悪い影響を与え、シワ、たるみ、かさつきを引き起こしてしまうのが糖化でした。

 


その糖化を放置していたらどんどん老化へとまっしぐらです。それをストップさせてくれる食材はいくつかありますが、その中でも、抗糖化作用がナンバーワンと言われるのが・・・実は、寒い季節に大活躍をする「生姜」だったのです。

 

 

顔のたるみによるシワ、ほうれい線予防を助ける生姜の効果

 

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生姜は、体を温める冷え対策の食材として良く知られていることですね。でも、生姜には見逃せない他の効果もあったのです。それが「抗糖化作用」です。インドにある国立栄養研究所で糖化を防ぐ食材として、17種類を選び、真空凍結乾燥した食材粉末の糖化阻止率をAGE蛍光法で測定した結果、最も抗糖化作用が高いのが「生姜」だという結果がでたのです。その糖化阻止率、なんと93%なんです。

 


生姜に続いて糖化の阻止率が高かったものは、シナモン:88%、クミン:86%、緑茶:86%、黒胡椒:50%、バジル:45%、りんご:45%、ツルレイシ:40%、レモン:37%、ニンニク:31%、オレンジ:29%、という結果になっています。

 


以上の結果を見ると、生姜やシナモンなどで抗糖化対策をすることで、顔のたるみによるシワ、ほうれい線予防にはとても効果があるので積極的に摂取することをおすすめします。また、生姜には、「抗酸化作用」もあるのです。まさにアンチエイジング食材として、美肌を作る味方として、大活躍の食材だったのです。

 

▼生姜の抗酸化作用

 

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抗酸化作用とは、体内の活性酸素を押さえる働きをする作用です。活性酸素とは、体内で酸素を利用し代謝が行われる過程で自然に発生するもののことです。

 

活性酸素は、毒性が強く、体内の細胞を酸化させることで老化やさまざまな病気を引き起こす原因になると言われています。生姜成分のうち「ジンゲロール」と「ショウガオール」などの成分がこの抗酸化作用に有効であるとされています。

 

▼生姜の抗糖化作用


糖化とは、体内のたんぱく質が糖と結合して「AGEs」と呼ばれる有害物質に変化することです。この糖化現象により、たんぱく質が働かなくなり肌にシワやたるみをもたらしたり、血管の中で固まり動脈硬化を引き起こしたり、髪のたんぱく質を怖し髪のハリを失わせたり、骨のコラーゲンを糖化し骨粗鬆症を引き起こすなど、様々な老化現象が起こります。


このたんぱく質と糖の結合を阻止し、糖化を押さえる働きをするのが生姜なのです。



顔のたるみによるシワ、ほうれい線予防を助ける生姜の効果的な摂り方

 

 

生姜は、体を温めるイメージがありますが、生で使うと体の熱は奪われていきます。生姜の成分の一つ「ジンゲロール」は、解熱作用や強い殺菌効果があって、体内の熱を取り除き、体の表面を温めてくれる効果があります。その為、始めは、カーっとなりますが、体の深部の熱は奪われていきます。

 


冷えは、年齢肌にとっては、大敵です。体の熱を奪わないために、乾燥した生姜を使うのがおすすめです。乾燥生姜は、ジンゲロールの一部がショウガオールに変化します。摂取することで、血流を高めてくれて体内の深部の熱を作り出してくれる働きがあります。

 


乾燥生姜は、「ショウガオール+ジンゲロール」で体の中から手足の先まで温めることができて、糖化も阻止できます。しかも、血流促進で毛穴にも効果的なので、一石二鳥三鳥なのです。

 

▼乾燥生姜の作り方

 

 

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乾燥生姜は、簡単に作れます。


生姜を良く洗って、1㎜程度の厚さに切って、天日干しか室内の日当たりの良い場所に置いて1日から2日乾かします。カラカラになって指でバキバキ折れるくらいになったら完成です。

 


粉末状を好む方は、乾燥生姜をミルに入れて、粉にしても大丈夫です。

 


時間のある方は、生姜をスライスした後に蒸してから干すとショウガオールのパワーが400倍になります。ネットで「乾燥蒸し生姜」で検索して購入することもできるので、忙しいくて作れない方は、購入した方が楽かもしれませんね。

 


この乾燥生姜をハーブティーに入れたり、スープや煮物などにいれると体がポカポカと温まります。寒い季節などは、お茶変わりに乾燥生姜を水の中に入れて、沸騰させてから飲むと、すっごく体が温まり多ます。体内の血流が良くなって、肌代謝にも効果的です。400倍に増えたショウガオールを冷やすと効果がなくなってしまいますので温かい状態で摂って下さい。

 


一日の摂取量は10gが目安です。そのまま食べるならスライス6枚ほどです。粉末なら小さじ1杯ほどの量が適量です。一度に沢山食べると胃腸の粘膜を強く刺激してしまうので食べ過ぎに注意して下さい。

 


乾燥生姜は、老化を進める糖化を阻止して、顔のたるみによるシワ、ほうれい線の予防効果があります。積極的に摂取して、若さと健康を保っていきましょう。