顔たるみ、ほうれい線予防!姿勢、寝相、食事習慣を改善

顔たるみ、ほうれい線予防を姿勢、寝相、食事習慣から改善するための情報

顔のたるみによるシワ、ほうれい線の敵、猫背習慣の見直し

一度、身についてしまった習慣や癖を直すことは、とても大変なことです。特に、直す理由が見つからなかったり、自分にとって悪い影響を及ぼすことに気が付かなければ、積極的に直そうという気持ちが起きないと思います。

 


特に、猫背などの姿勢については、それが楽な姿勢だから身についてしまった部分もあります。もしかしたら、そんな努力してまで、猫背を直したくないわ~と思っている人もいるかもしれません。でも、確実に猫背は、老化の一歩でもあり、顔のたるみを引き起こしてしまう姿勢なので、直した方が今後の自分にとってプラスになります。

 


そんなことを踏まえつつ、猫背が及ぼすデメリット、生活の中で気を付けた方が良いことなどを記事にしてみました。

 


顔のたるみを引き起こす猫背のデメリット

 

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猫背は、見た目が悪いだけでなく、体を歪ませ、バランスを崩します。日常のデスクワーク時や歩き方のポイント等、常に意識をして、解消することがおすすめです。


▼見た目


ビジネスでもプライベートなどの飲み会でも、初対面の人に対する第一印象はとても大切です。猫背は、背中を丸めていることで、身長が低く見えたり、老けて見られたりします。また、暗い印象を持たれたりしてしまいがちです。猫背によって、マイナスのイメージを相手に与えてしまうことがあるので、気を付けたいところです。

 


猫背による見た目への影響は、特に女性には深刻です。首が下を向くことによって、二重あごになることがあります。また、猫背によって体が歪むことから、お腹が出て背中に肉がつきやすく、さらに胸が垂れてしまいやすくなります。体のバランスが崩れてしまうことで、太ももが太く見えることもあります。

 


▼精神面


猫背は、、うつ状態など心理面に関係するとも言われています。猫背によって頸椎が歪むと自律神経系のバランスを崩したり、脳への血液などの循環が阻害される可能性もあります。この観点から、猫背の人が疲労やストレスを溜め込んでしまうと、うつ病などの精神的疾患に発展する可能性も否定できません。

 


▼肩・首のコリや頭痛などの体の痛み


猫背によって首のまわりの筋肉は血行不良となりやすく、コリが生じやすい状態です。首や肩のコリの影響から、偏頭痛が起きることもあります。また、猫背によって頭が前に出ていることで、体の重心がずれて肩や首に負担がかかることも、肩や首のコリの原因です。また、猫背によって腰へも負担が生じ、腰痛を引き起こすケースも見られます。

 


▼内臓系の疾患


猫背による首や肩のコリは、頸椎を通る自律神経にも負担をかけます。自律神経の働きが悪くなることで、血圧や体温、ホルモン分泌のコントロールが乱れることや、内臓の動きが低下することがあります。また、逆流性食道炎や胃腸の調子が悪い原因が猫背ということもあります。

 


▼美容面


猫背によって自律神経に負担がかかることで内臓疾患や便秘になると、老廃物が排出されにくくなります。肌荒れの原因になることも考えられます。ホルモンバランスにも影響を及ぼす為、ニキビが出やすくなる場合もあります。新陳代謝が正常に行われず、老廃物が溜まることで、痩せにくい体質にも変わってしまいます。


合わせて、以下の記事も参考にして下さい。

 

tarumi-houreisen.hatenablog.com


 

顔のたるみ予防につながる日常の習慣に気を付けたいポイント

 

 

▼デスクワーク時の座り方

 

 

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デスクワークは長時間、同じ姿勢で過ごすことが多く、ついつい猫背になりがちです。足がブラブラしてしまう高さの椅子は、体を丸めてしまい猫背の原因になります。椅子に座るときは、足の裏がを床に着けて座るようにして下さい。座り方は、足首、ひざ、股関節の角度が90度になるように座ります。深く腰かけると体が丸まり猫背になります。

 


▼デスクワーク時のキーボード・マウス・ノートの位置


キーボードなどが体から近すぎると、体が縮こまり猫背になります。適切な位置を知るためには、椅子に座り、力を抜いて手を横におろします。そして肘を90度曲げた位置にキーボードなどを置くと良いです。また、キーボードなどは、斜めに置かずに、体の正面に置くことをおすすめします。


▼デスクワーク時のモニターの位置


モニターの位置が低すぎるとうつむき加減になってしまい背中が丸まり猫背になります。モニターの一番上の高さと、目の高さを合わせるように調節すると背筋が伸びます。

 

 

顔のたるみ予防につながる女性が気を付けたい猫背対策

 


▼ハイヒールの歩き方

 

 

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綺麗に見せる為に履くハイヒールも歩き方に気を付けないと猫背になってしまいます。ハイヒールを履くと小股で足を上げずに、踵で着地してしまいがちです。しかし、踵で着地する体の重心がズレて猫背になりやすくなります。ハイヒールを履いた時は、意識して少し大股で、足を上げて歩くようにすると背筋が伸びてきれいに見えます。

 

▼女性は腸腰筋が衰えやすい

 

 

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腸腰筋(ちょうようきん)は骨盤周りにありインナーマッスルと呼ばれるものです。腸腰筋が衰えると骨盤が後ろに傾きます。すると体はバランスを取ろうとして猫背になります。腸腰筋を鍛えるには、モモ上げが効果的と言われています。真っすぐ立ち、モモが床と平行になるまでひざを上げます。これを左右交互に行います。


▼バッグの持ち方


バックをいつも同じ肩にばかりかけていると、肩に負担がかかり、体の歪みにつながります。左右交互にかけることをおすすめします。また、手でバックを持つ時も同じ様に交互に持つようにします。


▼床に座る時


床に座る時には、あぐらをかくことは避けましょう。腰に負担がかかり、猫背になりやすいです。背筋を伸ばして座るためには、正座で座ることをおすすめします。


▼前かがみが多い家事でのポイント


掃除機をかけたり、お風呂を掃除したり、家事を行う際に前かがみになることが多いと思います。猫背になりやすいので背筋を意識して行うことで改善されます。例えば、低い場所に掃除機をかける時は、立ったまま掃除をするのではなく、ひざを付いて低い姿勢になることで猫背対策になります。お風呂掃除の場合も、持ち手の長いブラシを使い、背筋を伸ばして掃除をすることをおすすめします。


以上が、日常の習慣で気を付けたい主なポイントになります。猫背には、種類があり、それぞれ対策法も変わってきます。詳しい対策については、以下の記事を参考にして下さい。

tarumi-houreisen.hatenablog.com

 

 

顔のたるみ予防につながる猫背対策まとめ

 


体が前かがみ、いわゆる猫背の状態になると前側に体が折れ曲がる形になります。やってみたら分かると思いますが、この状態で息を吸い込んでも肺の中に深く息が入りにくい状態です。この前かがみの状態は、肺の面積が狭くなりさらに呼吸の中枢の筋肉である横隔膜が動きにくくなってしまうのです。

 


そうなると元気の源である酸素の量が減り疲れやすく、やる気が出てこなくなります。それだけでも人生を生きていくのに足かせとなるのに、さらに横隔膜が固くなってしまうことにより、肩こり首コリが発生してきます。

 


猫背による体の歪みは、呼吸にまで影響を及ぼすことになります。今までの習慣を一気に変えることは無理ですが、できることから少しづつ変えていくことで、老化予防にもつながり、結果的に顔のたるみによるシワ、ほうれい線の予防へとつながっていくのです。